手技療法の各部位別適応

⑦ 股関節部

仙骨部の外側、又は内股に痛みを訴える方が比較的多く来られます。そこに関連した筋肉に手技療法をおこないますと即座に痛み鈍痛が軽減されます。
その他、特にサッカーをしている選手でインサイドキックを多用する方によくみかける症状で内股に痛みを訴え、ひどい場合は股関節を動かすとコツコツと音を発することがありますが、手技療法で即座にコツコツ音を消失させることができます。
捻挫、種々のスポーツでの痛み、鈍痛に適応

⑧ 膝部

膝関節周囲には大腿部と下腿部から色々な筋肉が伸びてきて、膝を曲げ伸ばししています。
膝関節の痛みを考えるにはまず、どの筋肉が痛みを発しているのかを注意深く見極め、その筋肉に手技を加えていかなければ痛みを除去することができません。階段の昇降時、椅子から立ち上がる時、しゃがんだ時、普通の歩行時、走行時、正座をする時、膝を伸ばした時等痛みが出る場面は多々あります。その時、どの筋肉が作用して痛みが出ているのかを正確に判断することが重要なポイントだと思います。
捻挫、種々のスポーツでの痛み、屈伸時の痛みに適応

⑨ 踵部

ウォーキングやランニングのしすぎでかかとを痛める方がおられます。患者様は骨が悪いのではないかとよく言われますが、やはりこれも筋肉が作用しての痛みが多いです。少し暇がかかりますが、治療を続けられると回復されていきます。
種々のスポーツでの痛みに適応

⑩ 顎部

口を大きく開けたり、奥歯を強くかみしめたりした時に顎の関節部に痛みが出るのも、やはり顎関節周囲に関連した筋肉が影響を及ぼしています。よって、関節周囲の筋肉に手技療法を加えることによって痛みは軽減、消失します。
大きくあくびをした時の痛み、奥歯を強くかみしめた時の痛み、顎関節症に適応

初めて来られた時にはどの筋肉が異常をきたしているのかを正確に見極め、筋肉がどのような状態になっているのかを詳しく説明させていただき、手技療法を施します。そして筋肉の正しいストレッチも指導いたします。

交通事故で頚部、腰部を痛められて他院で治療をされて、あまり治療効果が確認できない方はぜひ当院の手技療法をお試し下さい。必ずよい結果につながると思います。

当院では各症状に応じたストレッチを適切に指導しております。
誤ったストレッチをされていると効果が出ないこともあり、かえって悪化させることもあります。